満員電車は辛いですね。
水槽でも魚をつめこみすぎると、ストレスがたまり病気が増えます。
水槽に入れる適切な魚の数はこう言われています。
体長1センチに対し水量1リットル
つまり
1cmのメダカ10匹なら 1cm×10匹 で10リットル以上の水槽が必要。
4cmのタナゴが20匹なら 4cm×20匹で 80リットル以上の水槽が必要。
こんな感じです。
エビや貝はどうかと言うと、エビも計算に含めます。
貝は運動量が極端に小さいので、大量にいなければあまり気にしなくて良いでしょう。
参考まで、水槽の水の量の計算は以下になります。
縦(cm) × 横(cm) × 奥行き(cm) × 0.8 ÷ 1000
単位に気をつけて下さい。
たとえば60cm水槽の縦、横、高さ、がそれぞれ36cm、60cm、30cmだとすると
水槽の水の量は
36cm × 60cm × 30cm × 0.8 ÷ 1000 = 51.84リットル
となります。
0.8を掛けるのは、ふつう水槽に満杯まで水を入れないのと、底砂や石などで水の量は減るからです。
まずは、「水量1リットルに対し体長1センチ」を守りましょう。
もちろん、魚の種類、濾過装置の種類、水草や底砂の種類、水替えの頻度など組み合わせで、正しい数は変わります。
魚の種類としては、ハヤやウグイなど運動量の多い渓流の魚、ナマズやウナギなど肉食の魚は水を汚します。
濾過装置の能力は下記になります。
無濾過 < 投げ込み・水中濾過 < 外掛濾過 < 上面濾過 < 底面濾過 < 外部濾過 < オーバーフロー
底砂は、泥・砂より砂利の方がバクテリアが定着して水を汚しません。
成長の早いアナカリスやマツモは水を若干キレイにしてくれます。
水替えは1週間に1回の1/4程度の入れ替えが理想です。
これらを考慮して、魚の数を調整しましょう。
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